腱鞘炎(スマホ指)改善セルフケア
実は指先には筋肉はほとんどありません。「腱」とそれを包む「鞘」があるのですが、この腱が過度の指の反復動作により、使われすぎて硬くなり、痛みが出てくる症状が腱鞘炎です
しかし同じ動作を繰り返しても、腱鞘炎になりやすい人となりにくい人がいます
その理由は「力み」です。自律神経が緊張し、力んで指に力を入れた状態で使いすぎると、腱が硬い状態で使われすぎるので、炎症が起きやすくなります
指を動かす力の大本は、肘周りの筋肉から発生します。そのため、最初に肘をゆるめると、指先に繋がる筋肉や腱の動きが良くなっていきます。またスマホを片手で操作すると、手指に負担がかかり症状を悪化させますので、両手で操作する習慣をつけましよう
1,肘周りの筋肉をゆるめる 1~3セット
肘を軽く曲げ、肘のシワから手首側に指2本分下の所に中指を当てて、親指で腕を握り込みます
手首を反らせます
肘の下を握つた状態で、手首を左右に30回ほど動かします
2,親指の付け根の筋肉をゆるめる 1~3セット
手の指で一番疲労しやすいのは親指です。5本ある指の中で唯一モノを支えるための筋肉が存在しているので、親指がなければ物はつかめません。親指の付け根の筋肉が疲労をおこすことで腱鞘炎が生じやすいのです
この親指の付け根の筋肉は手首と繋がっているので、親指と同時に手首周辺の筋肉をゆるめると効果は高くなります
親指の付け根に中指を当てます
そのまま握ります
親指の付け根を握つた状態で親指を前後に20回~30回ほど動かします
反対の手で仲ばした親指を軽く握り、そのまま肘を仲ばします
この時、両手はクロスします
大きく深呼吸を行い、10秒間キープします
3,手首周辺の筋肉をゆるめる 1~3セット
いすに座って指先を自分の方に向けて手をつきます
肘が曲がらないように押さえて、そのまま手首から手の内側を30秒間仲ばします
4、肩と胸回りの筋肉をゆるめる 3セット
右側から行い、壁か柱に右の前腕をつけます。その時、肘は肩の高さに
左手の指先で胸の付け根を押さえます
首と身体を左に大きくねじり、胸を広げます
20秒間キープします
反対側も同じように行います
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