眼精疲労改善セルフケア
眼精疲労とは、目の筋肉が疲労している状態で、運動すると筋疲労や筋肉痛を起こすように、目を使う筋肉が疲労し、場合によっては筋肉痛のような痛みを発している症状のことです
眼精疲労を引き起こす筋肉は２つで、「目を開く筋肉」と「目のピントを合わせる筋肉」です。目を開くときに使う筋肉は主に眉間にあります
長時間パソコンやスマホ、テレビを見て目を開きっぱなしにしていてつい眉間を押さえてしまうのは、無意識に疲労している箇所を押さえているのです。にらめっこのように「目を無理やり開く」筋肉はこめかみにあるからです
眼精疲労を解消するには、眉間とこめかみに溜まった疲労を取ることが大事です
1，眉間の筋肉をゆるめる １セット
机の上に両肘をのせ、両方の親指を眉毛の内側に当てます
そのまま首の力を抜きながら、頭の重さを利用して圧を加えます
※圧を加える方向は額にむかってです。眼球の方向には加えないでください
※10秒間ほど押したらゆっくり戻します
2，こめかみの筋肉をゆるめる １セット
両手の平の真ん中の部分をこめかみに当てます
机の上に肘をつけ､こめかみと頭部を包み込むようにして軽く圧を加え、30秒ほどキープします
※気持ち良いぐらいの強さで押します。痛みが出るほど強く押さえないように注意してください
3，目のピントを合わせる筋肉をゆるめる １セット
目のピントを調整している筋肉は目の中にあリます
目を使いすぎると目の奥が痛くなるのはこの筋肉が疲労するからです。そしてこれは、後頭部に付着している筋肉と関係しています
直接マッサージしなくても、後頭部の筋肉をほぐせばピントを調整している筋肉はゆるみ、眼精疲労は改善していきます
後頭部のちょうど目の裏側の辺りに押さえると響く箇所があります
その部分に両手の中指と人差し、薬指の３本の指を当てます
椅子の背にもたれながら天井を見るように上を向きます
この時、指に頭の重さを乗せるようにして後頭部に圧を加えます
30秒ほどキープし、ゆっくり戻します
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