骨盤が開いている状態…骨盤は、私たちがリラックスしていると開き気味になります(特に睡眠中は開いています)
骨盤が閉じている状態…私たちが緊張・硬直・プレッシャーを感じていると、骨盤は閉じ気味になります
スポーツで勝敗を争っていたり、頭を使って勉強していたり、仕事中も骨盤は閉じ気味になります
自然な開閉が行われているにも拘わらず、「骨盤の歪み」が生じてしまうのでしょうか
正常な骨盤は骨盤を真正面から見た時、全体が左右対称になっています
骨盤の形は、逆三角形、そして、恥骨は左右水平にピッタリ結合しています
また、骨盤はいくつもの骨で構成されていますが、その骨を外部の刺激から保護してくれる筋肉によって支えられています
○上半身と骨盤を繋いでいる腹直筋と脊柱起立筋。
○下半身と骨盤を繋いでいる臀部筋群(おしりの筋肉)と内転筋(ふとももの内側の筋肉)
しかし私たちの日常的な健康を支えている骨盤も、何らかの要因で骨盤が歪んでしまい開き気味になっています
その原因は、様々考えられます。最大の要因は、筋肉の衰えで、極端に運動不足が続いてしまう、もちろん老化も一因です
骨盤の回りを囲む筋肉群(腹直筋・脊柱起立筋・臀部筋群・内転筋)…そして上半身と下半身をつなぐ唯一の筋肉・大腰筋が衰えてくると、骨盤の歪みだけでなく、骨盤が絶えず開き気味になり、骨盤の異様な傾きを引き起こします。(腰が丸くなり、背中も曲がってきます=猫背)
また日々の何気ない動作が、骨盤の歪みを引き起こす原因にもなっています。
○椅子に座った瞬間、すぐに片方の足を組んでしまう。
○机に肩肘をついてしまう(猫背の原因)
○床に座る時、横座り(女の子座り)をしてしまう
○自然と片足に体重をかけて立ってしまう(癖)等々
このような何気ない動作(=癖)をすることで、自然と片方の骨盤に無理な負担をかけてしまうことになります
そして骨盤が歪み、背骨も曲がってしまいます