骨盤は上半身と下半身をつなぐパーツです

そのため、当然体を動かした際には骨盤も稼働します

たとえば右脚をあげると右の腸骨が上がりますので、骨盤は右上側に「開き」ます

座っていても骨盤は動いています

イスに浅く腰掛けてみてください、その姿勢のまま背もたれに背中を押し付けてみると、腰の後ろ側(背中側)に負荷がかかりますね

この状態では、骨盤の前側は上に引っ張られて縦に伸び、背中側は後ろに傾いて開きます

反対に前屈みになると、前側は閉じ、後ろ側は縦に引っ張られるように伸びて開きます

とくに美容と健康を気にする女性などは「骨盤が開く」というと、どうも良くないイメージを持ってしまいがちではありませんか?

しかし、このように、日常生活に中で、自然に開いたり閉じたりを繰り替えしていますので、開くことそのものには問題ありませんのでご安心ください

問題は、「骨盤が開きっぱなし」になることです

骨盤が開きっぱなしになると、腰回りが大きくなり太って見えてしまうほか、内蔵のはたらきが悪くなります

まず骨盤が開くと、当然閉じた時よりもサイズが大きくなります、その開いた形のままで過ごすことが多いと、開いて大きくなった状態の体つきが定着してしまいやすくなります

つぎに骨盤の周辺にはさまざまな内蔵があります

骨盤の内側には大腸、生殖器、女性は子宮も守られています

上部には小腸、胃が配置されています。骨盤が開きっぱなしになると、これら上にあるべき内蔵が骨盤の内側に落ちてしまい、もともとあるべき内蔵が圧迫されてしまいます

それにより、内蔵のはたらきが悪くなり、不調を引き起こしてしまうというわけです

開きっぱなしにしないためには、動きやすい骨盤をつくることが大切です

骨盤は、交感神経と副交感神経のはたらきにあわせて動く性質があります

そのため朝は閉じ気味になり、夜はリラックスして開く動きをするという、開いたり閉じたりの動きを自然に行っています

リラックス時に骨盤をゆるめて開き、活動時に骨盤を閉じて元に戻すという動きを繰り返し、もともとの逆三角形をキープしているのです

ですので、骨盤が自分で元に戻ろうとした際に戻れるように、まずは骨盤周辺を柔らかくしておくことが大切です

まず、骨盤を作る腸骨・仙骨のジョイントである仙腸関節や、下半身とのジョイントである股関節をストレッチなどで柔らかくし稼働しやすくすることが大切です